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平成30年 3月定例会−03月23日-06号

  • "職員退職手当支給条例"(/)
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  1. 八代市議会 2018-03-23
    平成30年 3月定例会−03月23日-06号


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    最終取得日: 2021-09-15
    平成30年 3月定例会−03月23日-06号平成30年 3月定例会        ─────────────────────────────────                   主  要  目  次        1.市長提出案件55件・委員長報告………………………………………8        1.市長追加提出人事案件1件……………………………………………35        1.議員提出発議案7件……………………………………………………36        1.閉会中継続審・調査の件12件………………………………………45        ─────────────────────────────────             平成30年3月八代市議会定例会会議録(第6号) ・平成30年3月23日(金曜日)            ───────────────────────── ・議事日程(第6号)                        平成30年3月23日(金曜日)午前10時開議  議長の諸報告  第 1 議案第1号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第8号(委員長報告)  第 2 議案第2号・平成29年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第3号(委員長報告)  第 3 議案第3号・平成29年度八代市介護保険特別会計補正予算・第3号(委員長報告)  第 4 議案第4号・平成29年度八代市簡易水道事業特別会計補正予算・第4号(委員長報告)  第 5 議案第5号・平成30年度八代市一般会計予算(委員長報告)
     第 6 議案第6号・平成30年度八代市国民健康保険特別会計予算(委員長報告)  第 7 議案第7号・平成30年度八代市後期高齢者医療特別会計予算(委員長報告)  第 8 議案第8号・平成30年度八代市介護保険特別会計予算(委員長報告)  第 9 議案第9号・平成30年度八代市簡易水道事業特別会計予算(委員長報告)  第10 議案第10号・平成30年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計予算(委員長報告)  第11 議案第11号・平成30年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算(委員長報告)  第12 議案第12号・平成30年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計予算(委員長報告)  第13 議案第13号・平成30年度八代市診療所特別会計予算(委員長報告)  第14 議案第14号・平成30年度八代市久連子財産区特別会計予算(委員長報告)  第15 議案第15号・平成30年度八代市椎原財産区特別会計予算(委員長報告)  第16 議案第16号・平成30年度八代市水道事業会計予算(委員長報告)  第17 議案第17号・平成30年度八代市病院事業会計予算(委員長報告)  第18 議案第18号・平成30年度八代市下水道事業会計予算(委員長報告)  第19 議案第19号・専決処分の報告及びその承認について(委員長報告)  第20 議案第20号・八代市総合計画基本構想を定めることについて(委員長報告)  第21 議案第21号・財産の貸付けについて(委員長報告)  第22 議案第22号・八代市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定について(委員長報告)  第23 議案第23号・指定管理者の指定について(委員長報告)  第24 議案第24号・契約の変更について(委員長報告)  第25 議案第25号・八代生活環境事務組合規約の一部変更について(委員長報告)  第26 議案第26号・氷川町及び八代市中学校組合規約の全部変更について(委員長報告)  第27 議案第27号・八代市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について(委員長報告)  第28 議案第28号・八代市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第29 議案第29号・八代市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第30 議案第30号・八代市長等の給与に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第31 議案第31号・八代市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について(委員長報告)  第32 議案第32号・八代市職員退職手当支給条例等の一部改正について(委員長報告)  第33 議案第33号・八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について(委員長報告)  第34 議案第34号・八代市環境センター条例の制定について(委員長報告)  第35 議案第35号・八代市建築基準条例の一部改正について(委員長報告)  第36 議案第36号・八代市特定用途制限地域における建築物等の用途の制限に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第37 議案第37号・八代市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第38 議案第38号・八代市介護保険条例の一部改正について(委員長報告)  第39 議案第39号・八代市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例及び八代市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について(委員長報告)  第40 議案第40号・八代市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について(委員長報告)  第41 議案第41号・八代市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について(委員長報告)  第42 議案第42号・八代市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について(委員長報告)  第43 議案第43号・八代市国民健康保険条例の一部改正について(委員長報告)  第44 議案第44号・八代市国民健康保険税条例の一部改正について(委員長報告)  第45 議案第45号・八代市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第46 議案第46号・八代市学校・子ども教育応援基金条例の制定について(委員長報告)  第47 議案第47号・八代市八竜山自然公園条例の一部改正について(委員長報告)  第48 議案第48号・八代市さかもと青少年センター条例の一部改正について(委員長報告)  第49 議案第49号・八代市広域交流センターさかもと館条例の一部改正について(委員長報告)  第50 議案第50号・八代市国営八代平野土地改良事業負担金等徴収条例の制定について(委員長報告)  第51 議案第51号・八代市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第52 議案第52号・八代市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第53 議案第53号・八代市簡易水道事業給水条例の一部改正について(委員長報告)  第54 議案第54号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第9号(委員長報告)  第55 議案第55号・平成30年度八代市一般会計補正予算・第1号(委員長報告)  第56 議案第56号・教育長の任命につき同意を求めることについて  第57 発議案第1号・八代市議会委員会条例の一部を改正する条例案  第58 発議案第2号・農協改革に対するJA自己改革の尊重・支援に関する意見書案  第59 発議案第3号・新たな森林管理システムの早期構築を求める意見書案  第60 発議案第4号・所有者不明の土地の利用を求める意見書案  第61 発議案第5号・適正な規模、機能、予算による新庁舎建設事業の促進を求める決議案  第62 発議案第6号・国民健康保険八代市立病院の病床再編移転及び外来機能の事業譲渡に関する決議案  第63 発議案第7号・国民健康保険八代市立病院の病床再編移転及び外来機能の事業譲渡に関する決議案  第64 会議録署名議員の指名            ───────────────────────── ・会議に付した事件  1.日程第 1  1.日程第 2  1.日程第 3  1.日程第 4  1.日程第 5  1.日程第 6  1.日程第 7  1.日程第 8  1.日程第 9  1.日程第10  1.日程第11  1.日程第12  1.日程第13  1.日程第14  1.日程第15  1.日程第16  1.日程第17  1.日程第18  1.日程第19  1.日程第20  1.日程第21  1.日程第22  1.日程第23  1.日程第24  1.日程第25  1.日程第26  1.日程第27  1.日程第28  1.日程第29  1.日程第30  1.日程第31  1.日程第32  1.日程第33  1.日程第34  1.日程第35  1.日程第36  1.日程第37  1.日程第38  1.日程第39
     1.日程第40  1.日程第41  1.日程第42  1.日程第43  1.日程第44  1.日程第45  1.日程第46  1.日程第47  1.日程第48  1.日程第49  1.日程第50  1.日程第51  1.日程第52  1.日程第53  1.日程第54  1.日程第55  1.日程第56  1.日程第57  1.日程第58  1.日程第59  1.日程第60  1.日程第61  1.日程第62  1.日程第63  1.閉会中継続調査の件(新庁舎建設に関する諸問題の調査・新庁舎建設促進特別委員会)  1.閉会中継続審査の件(都市計画・建設工事に関する諸問題の調査・建設環境委員会)  1.閉会中継続審査の件(生活環境に関する諸問題の調査・建設環境委員会)  1.閉会中継続審査の件(教育に関する諸問題の調査・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(保健・福祉に関する諸問題の調査・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(産業・経済の振興に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続審査の件(病院・水道事業に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続審査の件(行財政の運営に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(総合計画の策定推進等に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会の運営に関する事項・議会運営委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項・議会運営委員会)  1.閉会中継続調査の件(議長の諮問に関する事項・議会運営委員会)  1.日程第64            ───────────────────────── ・出席議員及び欠席議員の氏名  (1)出席議員(28人)      1番 増 田 一 喜 君        2番 田 方 芳 信 君      3番 成 松 由紀夫 君        4番 福 嶋 安 徳 君      5番 金 子 昌 平 君        6番 北 園 武 広 君      7番 百 田   隆 君        8番 上 村 哲 三 君      9番 高 山 正 夫 君       10番 前 川 祥 子 君     11番 橋 本 幸 一 君       12番 谷 川   登 君     13番 村 川 清 則 君       14番 古 嶋 津 義 君     15番 村 山 俊 臣 君       16番 西 濱 和 博 君     17番 中 村 和 美 君       18番 鈴木田 幸 一 君     19番 橋 本 隆 一 君       20番 太 田 広 則 君     21番 橋 本 徳一郎 君       22番 庄 野 末 藏 君     23番 亀 田 英 雄 君       24番 山 本 幸 廣 君     25番 堀   徹 男 君       26番 野 崎 伸 也 君     27番 大 倉 裕 一 君       28番 村 上 光 則 君  (2)欠席議員(なし)            ───────────────────────── ・説明のために出席した者の職氏名  (1)長                     建設部長    湯 野  孝 君    市長       中 村 博 生 君   (2)教育委員会     副市長      田 中 浩 二 君     教育長      北 岡  博 君     政策審議監   波 村 多 門 君     教育部長     釜  道 治 君      総務部長    水 本 和 博 君   (3)農業委員会      秘書広報課長 野々口正治君      会長職務代理者  千代永 三 義君      企画振興部長  宮 村 明 彦 君   (4)選挙管理委員会      財務部長    岩 本 博 文 君     委員長      高 浪 智 之 君      市民環境部長  國 岡 雄 幸 君   (5)公平委員会      健康福祉部長福祉事務所長       委員長      水 本 和 人 君             山 田  忍 君      経済文化交流部長          (6)監査委員             辻 本 士 誠 君     委員       江 崎 眞 通 君      農林水産部長  黒 木 信 夫 君            ───────────────────────── ・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名    事務局長     東 坂  宰 君     次長       嶋 田 和 博 君    主幹兼総務係長  梅 野 展 文 君     副主幹兼議事調査係長                                  増 田 智 郁 君    主査       土 田 英 雄 君     参事       中 川 紀 子 君    参事       鶴 田 直 美 君     主任       岩 崎 和 平 君            ─────────────────────────                 (午前10時10分 開議) ○議長(増田一喜君) これより本日の会議を開きます。            ───────────────────────── △議長の諸報告 ○議長(増田一喜君) 諸般の報告をいたします。  去る3月8日、成松由紀夫君外9名から、発議案第1号・八代市議会委員会条例の一部を改正する条例案が提出され、受理いたしました。去る3月16日、北園武広君外17名から、発議案第2号・農協改革に対するJA自己改革の尊重・支援に関する意見書案が提出され、受理いたしました。同日、谷川登君外17名から、発議案第3号・新たな森林管理システムの早期構築を求める意見書案が提出され、受理いたしました。同日、金子昌平君外17名から、発議案第4号・所有者不明の土地の利用を求める意見書案が提出され、受理いたしました。同日、成松由紀夫君外17名から、発議案第5号・適正な規模、機能、予算による新庁舎建設事業の促進を求める決議案が提出され、受理いたしました。同日、橋本幸一君外17名から、発議案第6号・国民健康保険八代市立病院の病床再編移転及び外来機能の事業譲渡に関する決議案が提出され、受理いたしました。同日、橋本幸一君外17名から、発議案第7号・国民健康保険八代市立病院の病床再編移転及び外来機能の事業譲渡に関する決議案が提出され、受理いたしました。  本日、市長より議案1件が送付され、受理いたしました。  その余の報告は、朗読を省略いたします。            ───────────────────────── △日程第1〜55 ○議長(増田一喜君) 日程第1から日程第55まで、すなわち、議案第1号から同第55号までの議案55件を一括議題とし、これより各委員長の報告を求めます。  議会運営委員会委員長成松由紀夫君。             (議会運営委員会委員長成松由紀夫君 登壇) ◎成松由紀夫君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  議会運営委員会に付託されました条例案1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  議案第29号・八代市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正についてでありますが、執行部から、今回の改正は八代市特別職報酬等審議会からの答申に基づき、議員報酬の月額を改定するために必要な改正を行うものである。具体的には、議長が現行の49万3000円から1万3000円増の50万6000円に、副議長が44万8000円から1万2000円増の46万円に、議員が42万円から1万1000円増の43万1000円にそれぞれ増額改定するものである。  今回、議員報酬の月額を改定する答申が出された理由は、議員活動を支えるための経済的基盤の強化と適正な報酬水準を確保する必要があること、また、議員定数が4名減少したことに加え、近年の行政の高度化、複雑化により、その職責が多様化、専門化しているため、それに相応した額とするためとされました。また、その引き上げ幅は、九州内の類似団体平均額に準じたものとされております。  執行部としては、この答申が十分に審議を尽くしていただいた結果と受けとめ、引き上げ改定の提案をするものであるとの説明がありました。  これを受けて、委員から、審議会へは案を備えて諮問するのか、また、審議に際してどのような資料を提供しているのかとの質疑があり、執行部から、あらかじめ案を示さない白紙諮問であり、資料としては、定例会、臨時会の開催状況や政務活動費の収支関係、中期財政計画、県内14市や類似団体の特別職報酬等の一覧、審議会の開催状況、議員報酬等の改定状況などがわかるものを提供し、審議に当たっては厳正かつ公正な見地に立ち、慎重かつ詳細に検討いただいたとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、国民健康保険税や介護保険料の値上げが予定されている中、議員等の報酬引き上げには賛成いたしかねるとの反対意見がある一方、審議会の答申は尊重されるべきで、新人議員のなり手不足解消の観点からも報酬増は必要であるとの賛成意見がありました。このほか、最近の議員期末手当の改定状況、審議会における議員活動に対する評価の声などについて質疑があっております。
     以上、条例案1件については慎重に審査いたしました結果、賛成多数をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(増田一喜君) 新庁舎建設促進特別委員会委員長中村和美君。           (新庁舎建設促進特別委員会委員長中村和美君 登壇) ◎中村和美君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  新庁舎建設促進特別委員会に付託されました予算案1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  議案第5号・平成30年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分についてでありますが、歳出の第2款・総務費、第1項・総務管理費、市庁舎建設費の新庁舎建設基本実施設計事業1億8678万4000円について、執行部から、本事業は、当該設計の内容変更に伴う増額分4190万4000円を加えた設計業務委託料1億7809万2000円が主なものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、設計の変更内容について質疑があり、執行部から、まず、基本構想において想定していた総面積約1万9000平方メートルが、本庁舎として必要とされる機能等に対し十分な規模であるかを検証した結果、防災機能などに要する面積が不足すると判明したため、その必要な面積を増床し、総面積約2万6000平方メートルとした基本設計方針を、さきの12月定例会において報告したところである。  そこで、今回、その増床分にかかわる設計委託料について、受託者から見積もりを徴取したところ、基本設計分として1684万8000円、実施設計分として2505万6000円が提示されたため、その合計金額を上乗せして当初予算に計上したものであるとの答弁がありました。  以上のほか、設計業務の完了時期及び総工事費の確定時期についてなどの質疑があっております。  以上、本予算1件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(増田一喜君) 建設環境委員会委員長中村和美君。             (建設環境委員会委員長中村和美君 登壇) ◎中村和美君 また登壇させていただきます。建設環境委員会に付託されました予算案6件、条例案4件及び事件3件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については、委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第5号・平成30年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分についてでありますが、まず、歳出の第4款・衛生費、第2項・生活環境費、塵芥処理費のごみ処理施設整備事業7726万9000円について、執行部から、本事業は、新規事業である清掃センターの閉炉に向けた関連工事に要する経費等であると説明がありました。  そこで、委員から、事業の具体的内容とスケジュールについての質疑があり、執行部から、今回の閉炉作業は、施設内の有害な危険物の除去作業と外部からの侵入者を防ぐための安全対策である。また、スケジュールについては、6月末まで本施設でごみの受け入れを行い、7月にその受け入れたごみを焼却し、さらにピットの底に残ったごみの塊を炉で燃やした後、バグフィルターの撤去やコンベヤーをカットする工事などを12月をめどに終える。その後、敷地内への外部からの侵入を防ぐためのフェンス工事を行う。このようなスケジュールに沿って、来年度末まで閉炉に向けて工事を行う予定であるとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、建屋本体の解体工事の計画について質疑があり、執行部から、建屋本体の撤去解体については、現段階において計画していないので、今回の予算に計上していないとの答弁がありました。さらに委員から、清掃センターの今後の方向性について質疑があり、執行部から、最終的に現施設を解体するに当たり、跡地の利用も含め長期的に検討する必要がある。財源等についても、今後、調査を進めながら、計画案ができ次第、議会に報告したいと考えているとの答弁がありました。  以上のほか、斎場や衛生処理センター等、市民環境部が抱える問題は多いが、清掃センター解体については計画性を持って取り組んでいただきたいとの意見があっております。  次に、第7款・土木費、第6項・住宅費、住宅管理費の公営住宅施設整備事業4032万3000円について、執行部から、本事業は、市営住宅14団地の火災報知機取りかえ及び政策空き家5戸分の解体等に要する費用であるとの説明がありました。  そこで、委員から、火災報知機取りかえ年数について質疑があり、執行部から、消防法改正に伴い、平成20年と21年に全団地に取りつけており、機器の電池寿命が10年ということなので、10年をめどに取りかえを行うこととしているとの答弁がありました。  また、委員から、政策空き家解体の今後の計画について質疑があり、執行部から、平成29年度は植柳上町第2団地の7戸全てを計画している。なお、老朽化した空き家があと37戸残っており、毎年5戸以上ずつ計画的に解体していく予定であるとの答弁がありました。  以上のほか、公営住宅ストック総合改善事業の継続性についてなどの質疑があっております。  以上、本予算1件については、議案第1号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第8号(関係分)、議案第10号・平成30年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計予算、議案第11号・平成30年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算、議案第18号・平成30年度八代市下水道事業会計予算、議案第54号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第9号(関係分)、議案第34号・八代市環境センター条例の制定について、議案第35号・八代市建築基準条例の一部改正について、議案第36号・八代市特定用途制限地域における建築物等の用途の制限に関する条例の一部改正について、議案第37号・八代市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてとともに、慎重に審査いたしました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第19号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第7号中(歳出分)に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第24号・八代市環境センター建設工事に係る契約の変更について、議案第25号・八代生活環境事務組合規約の一部変更についてでありますが、執行部の説明を聞き、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって承認及び可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(増田一喜君) 文教福祉委員会委員長上村哲三君。             (文教福祉委員会委員長上村哲三君 登壇) ◎上村哲三君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  文教福祉委員会に付託されました予算案9件、条例案11件及び事件2件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については、委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第5号・平成30年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分についてでありますが、歳出の第9款・教育費、第2項・小学校費、学校建設費の小学校空調設備設置事業115万1000円、同款・教育費、第3項・中学校費、学校建設費の中学校空調設備設置事業3566万1000円、同款・教育費、第5項・幼稚園費、幼稚園費の幼稚園空調設備設置事業1135万2000円について、執行部からの説明を聞き、委員から、今回提案されている各学校施設への空調設備設置計画について質疑があり、執行部から、本事業については、平成30年度から3カ年事業ということで計画している。まず、30年度については幼稚園、中学校及び小中一貫校となっている泉小学校の設計を行い、31年度はその設計した幼稚園と中学校等への設置工事を行う予定である。あわせて、泉小学校以外の小学校の設計を行い、32年度に泉小学校以外の設置工事を行う予定としているとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、32年度に工事が完了するとのことだが、各施設の全部屋に設置が完了するのかとの質疑があり、執行部から、普通教室を中心に特別支援教室、少人数指導教室、図書室、音楽室、理科室等に新規に設置する予定である。また、既に設置してある耐用年数を迎えたパソコン室や準備室等の空調設備についても更新を行う予定であるが、家庭科室や技術科室等については、今のところ設置する予定はないとの答弁がありました。  以上のほか、学校支援職員配置事業における学校支援員の募集状況及び配置について、不登校児童生徒の適応指導事業におけるくま川教室の専任指導員の勤務体制及び人員配置について、太田郷小学校トイレ改修事業のスケジュールについてなどの質疑のほか、委員から、30年度から新規で配置される英語支援員の配置については、小学校24校に対して2名ということであるが、今後も引き続き適正な人員の配置について検証していただきたい。また、各学校で使える環境整備費が不足しているとの話を聞いているので、予算の増額等を検討していただきたいなどの意見があっております。  以上、本予算案1件については議案第1号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第8号(関係分)、議案第2号・平成29年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第3号、議案第3号・平成29年度八代市介護保険特別会計補正予算・第3号、議案第13号・平成30年度八代市診療所特別会計予算、議案第55号・平成30年度八代市一般会計補正予算・第1号(関係分)、議案第39号・八代市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例及び八代市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第40号・八代市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第41号・八代市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について、議案第42号・八代市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第43号・八代市国民健康保険条例の一部改正について、議案第45号・八代市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について、議案第46号・八代市学校・子ども教育応援基金条例の制定について、議案第47号・八代市八竜山自然公園条例の一部改正について、議案第48号・八代市さかもと青少年センター条例の一部改正についてとともに、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第6号・平成30年度八代市国民健康保険特別会計予算について、歳出の第5款・保健事業費、第2項・特定健康診査等事業費について、執行部からの説明を聞き、委員から、前年度予算額と比較すると、約1000万円減額となっている要因について質疑があり、執行部から、過去2年間の対象者及び実績を勘案した結果、30年度については減額したものであるとの答弁がありました。また、委員から、近年の特定健診の実受診率について質疑があり、執行部から、特定健診の受診率は対象者の40%を目標としながらも、平成26年が32.8%、27年度は33.5%であった。そこで、28年度は増加を見込んでワンコイン特定健診を始めたものの、熊本地震の影響もあり、32.1%であったとの答弁がありました。  以上のほか、国保の都道府県化により新設される交付金の保険者努力支援制度について、国保税値上げに係る国保運営協議会での審議内容についての質疑のほか、委員から、特定健診の目標受診率が40%ということで、ハードルが高いと感じるが、保険者努力により交付金も影響されることから、収納率や特定健診受診率も上げていただきたいなどの意見がありました。  以上、本予算1件については、議案第7号・平成30年度八代市後期高齢者医療特別会計予算、議案第8号・平成30年度八代市介護保険特別会計予算、議案第38号・八代市介護保険条例の一部改正について、議案第44号・八代市国民健康保険税条例の一部改正についてとともに、慎重に審査いたしました結果、賛成多数をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第23号・八代市坂本地域福祉センター、八代市鏡地域福祉センター、八代市鏡老人デイ・サービスセンター、八代市東陽地域福祉保健センター、八代市泉地域福祉センター、八代市泉憩いの家、八代市五家荘デイサービスセンター、八代市柿迫生きがいセンターに係る指定管理者の指定について及び議案第26号・氷川町及び八代市中学校組合規約の全部変更については、執行部の説明を聞き、慎重に審査いたしました結果、全会一致で可決してしかるべきものと決しております。  以上で報告を終わります。 ○議長(増田一喜君) 経済企業委員会委員長成松由紀夫君。             (経済企業委員会委員長成松由紀夫君 登壇) ◎成松由紀夫君 経済企業委員会に付託されました予算案10件及び条例案5件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第54号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第9号中、当委員会関係分についてでありますが、歳出の第5款・農林水産業費、第1項・農業費、地籍調査費の地籍調査事業4810万円の減額補正について、執行部から説明を聞き、委員から、年度内において国からの補助金が増減したことに伴う事業進捗への影響について質疑があり、執行部から、今回の補助金の増減は熊本地震の影響により、平成28年度の予算を29年度に繰り越したことによる現年度分の減額補正がある一方、国からの増額補正といった変則的な予算編成となっているものの、実際の地籍調査事業については順調に進んでいるとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、本事業は、国からの補助金の影響が大きいと思われるが、計画的に事業を実施していただきたいとの意見があっております。  次に、議案第5号・平成30年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分についてでありますが、歳出の第5款・農林水産業費、第1項・農業費、農業振興費の農業次世代人材投資事業1億1175万円について、執行部から、本事業は、45歳未満の青年就農者の就農意欲の喚起と就農後の定着を図り、経営が不安定な就農初期段階である5年以内の所得を確保するため、1人当たり年間最大150万円を交付するものである。また、交付については1年分、半年分、夫婦特例加算があるとの説明がありました。  そこで、委員から、本事業費の積算根拠と交付金の継続受給の可否について質疑があり、執行部から、既に受給しており、平成30年度移行も継続して受給する者が51名、平成30年度からの見込みとして新規受給者が15名、また就農開始時期の関係により半期分を受給する者が4名、さらに夫婦特例加算について13組を想定し、予算計上している。また、本事業は5年間継続して受給することができるものの、平成29年度から3年目を迎える時点で中間評価を行い、継続受給の可否の判断を行っているとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、本補助金は全額県からのものであり、より多くの方に活用していただくとともに、就農後の定着並びに生産性の向上のため、本事業をさらに推進していただきたいとの意見があっております。  以上のほか、収穫体験事業の詳細について、農業委員会事務事業における本年8月から設置される農地利用最適化委員についてなどの質疑があっております。  次に、歳出の第6款・商工費、第1項・商工費、観光費の自治体ポイント活用事業300万円について、執行部からの説明を聞き、委員から、本事業の仕組みについて質疑があり、執行部から、クレジット会社や航空会社のマイレージ等のポイントをマイナンバーカードにそのまま移行することが可能となり、このポイントを利用し、通販サイトの名物チョイスにおいて地域の特産品や名産品などを購入していただく仕組みとなっているとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、本事業はマイナンバーカードも活用することから、セキュリティー対策については徹底していただきたいとの意見があっております。  以上のほか、2019女子ハンドボール世界選手権大会開催事業について、開催に係る情報収集等を行い、本市へのリスクがないよう取り組みを進めていただきたいとの意見、夜間照明施設管理事業において、小学校部活動の社会体育移行後も使用料の減免措置を検討していただきたいなどの意見があっております。  以上、予算案2件については、議案第1号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第8号(関係分)、議案第4号・平成29年度八代市簡易水道事業特別会計補正予算・第4号、議案第9号・平成30年度八代市簡易水道事業特別会計予算、議案第14号・平成30年度八代市久連子財産区特別会計予算、議案第15号・平成30年度八代市椎原財産区特別会計予算、議案第16号・平成30年度八代市水道事業会計予算、議案第17号・平成30年度八代市病院事業会計予算、議案第49号・八代市広域交流センターさかもと館条例の一部改正について、議案第50号・八代市国営八代平野土地改良事業負担金等徴収条例の制定について、議案第51号・八代市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第52号・八代市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第53号・八代市簡易水道事業給水条例の一部改正について、議案第55号・平成30年度八代市一般会計補正予算・第1号中(関係分)とともに、慎重に審査いたしました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(増田一喜君) 総務委員会委員長前川祥子君。              (総務委員会委員長前川祥子君 登壇) ◎前川祥子君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  総務委員会に付託されました予算案5件、条例案6件及び事件4件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第5号・平成30年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分についてでありますが、まず、歳入の第1款・市税、第1項・市民税、個人の48億8300万円について、執行部から、本予算額は、これまでの決算状況及び平成29年度決算見込みに加え、国の地方財政計画を参考に計上しており、前年度当初予算と比較して1億6700万円の増となっている。なお、その主な要因は所得割の増加であるとの説明がありました。  そこで、委員から、個人市民税の所得割が増加した背景には、景気の回復があったと理解してよいのかとの質疑があり、執行部から、市民税の算定基礎となる所得のうち、給与所得及び農業所得の増加が見受けられた。まず、給与所得については、現在、景気は回復基調にあり、雇用情勢が改善されてきたことから、給与所得者が増加しており、平成28年と平成29年の所得額を比較すると、総額約28億5900万円増加している。また、農業所得についても、現在、本市においては農業が非常に好調であることから、同様に所得額を比較すると約16億5800万円の増加となっているとの答弁がありました。  以上のほか、減額された地方交付税の内訳について、地方揮発油譲与税が減額となった理由についてなどの質疑があっております。  次に、歳出の第2款・総務費、第1項・総務管理費、一般管理費の台湾基隆市友好交流事業132万8000円について、執行部から、本事業は、平成27年8月に八代港と基隆港との友好交流確認書の調印を契機に、現在相互交流がなされている。そのような中、今後の両市発展に向けた親善の促進を目的とした友好交流協定の調印を基隆市において行うこととなったことから、当該市へ訪問するための旅費79万6000円が主なものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、基隆市への訪問予定者について質疑があり、執行部から、本予算においては市長及び執行部職員を合わせた7名分の旅費を計上している。また、本予算に計上していないが、経済団体やロータリークラブからの参加者を含め40名前後での訪問を予定しているとの答弁がありました。  以上のほか、基隆市への訪問日程について、かわまちづくり事業における球磨川・新萩原橋周辺地区の整備方針について、荒瀬ダム撤去対策事業の内容及び実施主体について、熊本地震復興祈願事業の内容及び予算額の妥当性について、コンビニ交付事業の実績についてなどの質疑のほか、委員から、本市が国際港湾都市として飛躍するためにも、台湾基隆市友好交流事業は大変重要な事業であると認識しているので、今後も事業促進を図っていただきたい。平成30年度一般会計予算全般に関し、予算の的確かつ迅速な執行に努めていただきたいなどの意見がありました。  次に、議案第30号・八代市長等の給与に関する条例の一部改正についてでありますが、執行部から、本条例は、八代市特別職報酬等審議会に対し諮問を行い、当該審議会からの答申に基づき、市長等の給料を改定するために必要な改正を行うものである。その給料月額の改定内容は、市長については現行から1万1000円を引き上げ92万5000円に、副市長は1万3000円を引き上げ74万4000円に、教育長は3万5000円を引き上げ67万4000円に、常勤の監査委員は1万3000円を引き上げ50万6000円に、それぞれ改定するものである。  なお、当該審議会からの答申内容については、市長の給料は、市政の最高責任者、本市のかじ取りを担う職責に相応する額とする。また、教育長は、法改正により特別職として位置づけられ、教育委員会を代表する職務などが明確化されたことから、その給料は職責に相応する額とする。さらに、本市の特別職の報酬等は、類似団体と比較しても平均以下であり、決して高い報酬等の額ではないことから、その職責等を総合的に勘案し、九州内の類似団体の平均額に準じた額まで引き上げるとしたものであったとの説明がありました。  そこで、委員から、給料引き上げが妥当であるとした当該審議会の答申に対し、市長みずからが引き上げをしないという判断の検討はされなかったのかとの質疑があり、執行部から、市長におかれては、この答申が十分審議を尽くしていただいた結果であると受けとめられ、尊重する立場で判断されたものと考えているとの答弁がありました。  以上のほか、委員から、当該審議会からの答申にもあるとおり、本市特別職の給料等は類似団体と比較しても決して高額ではなく、さらには本市市税の増収に見られるような社会的経済情勢等を鑑みると、引き上げは妥当であると思う。当該審議会においても、慎重審議の結果、出された答申であると考えることからも尊重すべきであるとの意見がありました。  以上、本予算案1件及び条例案1件については、議案第1号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第8号(関係分)、議案第12号・平成30年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計予算、議案第27号・八代市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、議案第28号・八代市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第31号・八代市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、議案第32号・八代市職員退職手当支給条例等の一部改正について、議案第33号・八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について、議案第54号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第9号(関係分)とともに、慎重に審査しました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第55号・平成30年度八代市一般会計補正予算・第1号中、当委員会関係分についてでありますが、執行部の説明を聞き、慎重に審査しました結果、挙手多数をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第19号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第7号中、歳入分に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第20号・八代市総合計画基本構想を定めることについて、議案第21号・財産の貸付けについて、議案第22号・八代市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定についての事件4件については、執行部の説明を聞き、慎重に審査いたしました結果、全会一致で承認並びに可決してしかるべきものと決しております。  以上で報告を終わります。 ○議長(増田一喜君) 以上で委員長の報告を終わり、これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) 以上で質疑を終わり、これより討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許します。  橋本徳一郎君。                  (橋本徳一郎君 登壇) ◆橋本徳一郎君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  日本共産党、橋本徳一郎です。よろしくお願いいたします。  議案第5号・平成30年度八代市一般会計予算、議案第38号・八代市介護保険条例の一部改正について、議案第44号・八代市国民健康保険税条例の一部改正についての3つの議案に対し、反対討論を行います。  予算は、政治の鏡と言われています。平成30年度予算全体を見ると、新庁舎建設に係る予算は粛々とその予算どりがされているのに対し、市民生活に直接影響が出る介護保険料や国民健康保険税に関しては市民負担が大きくなる予算が出されているという印象を拭えませんでした。私は、今回の予算には市民生活への影響をどれだけ真剣に考慮されたものなのか、市長の政治姿勢に大きな疑問を持っております。  さて、議案第5号・平成30年度八代市一般会計予算についてですが、平成30年度からの新規事業が幾つかあります。今でなくてもよいと感じる事業を見受けております。その中でも款6・商工費、項1・商工費、自治体ポイント活用事業には、特に疑問を持った次第です。  この事業は、平成29年3月、総務省発表のマイナンバーカード利活用推進ロードマップに基づく提案と推察します。ロードマップでは、マイナンバーカードが平成30年度以降に公的サービスのみならず、民間にも連携し、広く利活用される計画となっております。さて、一方でマイナンバーカードの普及率は、平成30年3月1日現在、全国で10.7%、熊本県では9.9%、熊本市11.5%、八代市は9.4%という状況です。  本議案は、600万円の予算が提起され、システム改修等に利用との説明ですが、このマイナンバーカード普及率での費用対効果がどこまで期待できるか疑問です。  また、マイナンバーの取り扱いについては、国政でも大きな問題とされています。市民は、マイナンバーの取り扱いと漏えい対策に大きな不安と不満を抱えています。その不安を拭えないままの事業推進には賛成いたしかねます。  次に、議案第38号・八代市介護保険条例の一部改正についてです。  介護保険制度が整備されたことにより、必要なサービスを受ける流れが整備され、市民生活にとってなくてはならないものとなっております。しかしながら、財政的には大きな課題を抱えた状態のまま運営が続けられています。すなわち、現在の介護保険制度は、財源の50%が住民の保険料によって運営されるものとなっています。これに対して、国民健康保険制度では、平成30年度予算を見ると、国保税の割合は歳入全体の19.9%です。この数字の比較から、介護保険法の財政徴収の仕組みがいかに多くの国民負担を強いているかわかると思います。これらの矛盾の解決は、法律の改正しかありません。  私は、低所得者層や中所得者層に特に多くの負担を強いる、この制度そのものの問題点を指摘いたします。本市においては、介護保険料徴収の弾力化を求め、国に対しては介護保険制度の法改正を求める意味で反対いたします。  最後に、議案第44号・八代市国民健康保険税条例の一部改正についてです。  私は、一般質問を通して、平成30年度の国保税については、国もあらゆる手段を使って引き上げないように求めていることを申し上げました。それに対し、本市は、国保の都道府県化に伴い、国保税引き上げを抑える方向ではなく、累積赤字分まで上乗せして徴収するという、国の意向にも反した条例改正を行っており、住民不在の市長の政治姿勢に強く反対いたします。  国保財政が特別会計であることが、法定外繰り入れを行わない理由にはなり得ません。熊本県下20の自治体44.4%が、法定外繰り入れを実施しています。私が今回3つの議案に対して反対討論しておりますのは、平成30年度予算の根底にどれだけ市民の暮らしを反映されたものなのか、大きな疑問を感じたからにほかなりません。予算は、政治の鏡です。市民生活を中心に据えた行政のあり方を強く求めまして、私の反対討論を終わります。 ○議長(増田一喜君) ほかに討論はありませんか。  村川清則君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)                  (村川清則君 登壇) ◆村川清則君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  自由民主党礎、村川でございます。
     私は、議案第38号・八代市介護保険条例の一部改正について、原案に賛成の立場で討論を行います。  介護保険事業は、介護が必要になった方へ必要な介護サービスを適切に給付するものであり、そのためには必要な財源を安定的に確保する必要がございます。執行部の説明によれば、人口の将来推計では、平成32年度には高齢化率は33.8%となり、要支援・要介護認定者も増加していくため、平成30年度から3年間の第7期事業計画期間中の介護サービス総額は453億5000万円余りと見込んでいて、第6期事業計画見込み額よりも約13%増加するとのことです。  介護保険では、介護サービス費のうち利用者負担分を除いた費用の総額を国・県・市からの公費と被保険者の保険料で負担することになっており、介護サービスの総額453億円に対して、65歳以上の第1号被保険者保険料で負担すべき額は、そのうち23%で91億円余りに達しているとの説明でした。これらの積算に基づいて算出すると、介護保険料の基準額は、現在よりも約12%上がって年額7万8000円、月額6500円になるということでした。  また、基準外繰り出しを求める一般質問に対する答弁において、執行部は、一般会計の財政状況悪化や非常災害時において、予定の繰り入れができない場合には適切な介護給付に支障を来すと答えていることから、基準外繰り出しはすべきでないと、本議員は考えております。  これらの事情から、安定的に介護保険サービスが提供され、八代市民の安心を確保していくためには、介護保険料の引き上げはやむを得ないものと考えております。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)  以上申し上げ、議員の皆様の御賛同をいただくことをお願いいたしまして、議案第38号・八代市介護保険条例の一部改正についての賛成討論といたします。 ○議長(増田一喜君) ほかに討論はありませんか。  古嶋津義君。                  (古嶋津義君 登壇) ◆古嶋津義君 自由民主党絆の古嶋津義でございます。  議案第44号・八代市国民健康保険税条例の一部改正について、原案に賛成の立場で討論を行います。  まず、この改正の必要性につきましては、本市国民健康保険におけるここ数年の決算が赤字となるなど、財政状況が危機的な状況であることからも明らかであります。このことは議員の皆様も御承知のことと思います。このような状況に至った経緯については、執行部から、平成25年度の医療費の急増をきっかけとした収支不足に陥ったことから、基金による対応をとったものの、平成27年度には基金が枯渇して約3.3億円の赤字となり、平成28年度は累積で約5億円、平成29年度には累積約8億円の赤字が見込まれているとのこと。また、国保の被保険者の形態は、年金生活者や失業者など低所得者を多く抱えるようになり、高齢化による医療費水準が高いことなどから財政基準が脆弱であるといった国保の構造的問題を抱えているとの説明もありました。  また、折しも、ことし4月から持続可能な医療保険制度を構築し、将来にわたる国民皆保険を堅持するために、国民健康保険法が改正され、県が国保財政運営の責任主体として、市町村と共同で国保の運営が行われることとなりました。この制度改革により、県は、保険給付に必要な費用を市町村に給付する一方、県が医療費の見込みを立て、各市町村の医療費水準などを考慮して国保事業費納付金を決定し、それに見合う各市町村の標準保険料を提示する仕組みに変わるところです。  このような状況を踏まえますと、赤字の本市国保財政を建て直し、国保の都道府県化に対応していくためには、早急に何らかの対策を講じなければならないことは明らかであります。ただし、先ほど議員が申されましたように、一般会計から法定外繰り入れを行うことは、国保税の恩恵を受けない社会保険の被保険者などに国保の負担を余計に強いることにより、税の公平性を欠くことになりますので、問題があると考えられます。これまでの決算委員会におきましても、各委員からは、一般会計からのルール分以外の繰り入れは好ましくないとの指摘がたびたびなされております。  現在の国保被保険者の置かれる状況は決して楽なものでないことは十分承知をいたしているつもりであります。しかし、国保の財政を改善する手段として、まずは国保被保険者の負担の見直しを検討しなければならないとする執行部の説明に対し、本議員は道理にかなったものであると同意をするところであります。  今回の提案である国保税引き上げは、1人当たり年額で累積赤字解消分として約3000円、制度改革分として約4100円、合わせて約7100円、率にして約7.5%であること、また累積赤字解消はおおむね10年を目途として、制度改革分については、次年度以降も県から標準保険料率が示されるたびに国保税率を検討していくとのことでありました。とはいえ、この増税を抑制できるよう、医療費の増加を抑えるために、特定健診を初め、ジェネリック医薬品の普及などの医療費適正化に粘り強く努力するとの執行部の答弁がありました。  他の市町村が国保税率の改定をたびたび行う中、本市は平成17年の市町村合併以降、数年来、税率引き上げを行うことなく、国保財政のやりくりが行われてまいりましたが、平成28年度の税率改定以降2回目の増税であり、本市においても、国保の構造問題が顕著になっていることを感じざるを得ません。  そのような中にあって、特定の収支をもって特定の支出に充てる事業運営を行わなければならない国保特別会計の原則を十分踏まえながら、累計赤字解消の期間を比較的長く設定し、また、国保都道府県化による激変緩和が措置されるなど、国保被保険者の負担もできるだけ抑えるものであることと本議員は認識をいたしております。  以上申し上げ、議員の皆様の御賛同をいただくことをお願いをし、議案第44号・八代市国民健康保険税条例の一部改正についての賛成討論といたします。 ○議長(増田一喜君) ほかに討論はありませんか。  野崎伸也君。(発言する者あり)                  (野崎伸也君 登壇) ◆野崎伸也君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  改革・市民の会、野崎伸也でございます。  議案第44号・八代市国民健康保険税条例の一部改正について意見を述べて、賛成の立場で討論を行います。  議案の内容は、平成30年度の国民健康保険の制度改正、いわゆる国保の都道府県化に伴い、熊本県に納付する国民健康保険事業費納付金の財源となる税収を確保するとともに、これまでの累積赤字を削減し、本市国民健康保険財政の健全化を図るため、税率を改定するものです。この改定に伴う影響額は、被保険者1人当たり平均年額約7100円、率として7.5%の増税となるものです。  まず、市民の負担増という点においては、平成28年3月議会に続く国保税の値上げであり、市民にとっては、これ以上の税負担に耐えられない現状にあることを認識すべきであります。また、国保制度そのものを改正しない限り、抜本的な解決に至らないことは誰もが気づいていることでございます。  国保会計の正常化には、国の負担割合をふやすことが必要であり、このことを国に強く求めるべきです。最大の問題点は、医療給付費に対して国の負担分を減らしてきたことに尽きます。そのツケを地方自治体へ転嫁しているところに大きな問題があると思いますし、最終的に市民に負担を求めることは反対であることを強く申し述べておきます。  国民健康保険事業は、原則として被用者保険の適用者以外に国民全てを被保険者として、疾病や負傷、出産または死亡に関して必要な給付を行い、社会保障及び国民健康保険の向上に寄与することを目的として、国民皆保険の制度の一翼を担い、相互扶助の精神に基づき、住民に医療を保障するための制度です。  この制度で重要なことは、誰もが安心して医療給付を受ける権利が与えられると同時に、その応分の負担を担う制度として設計されていることにあります。しかし、この国民健康保険制度は、被用者保険に比べ、高齢者が多く、保険税負担能力が低い加入者の割合が高いという特徴を持っております。これは、被用者保険の加入者も退職後は市町村国保に加入することから仕方のないものであると言えます。さらには、第1次産業の就労人口の占める割合の多い地方都市においても、一般に低所得で保険料負担能力が低い上、医療を必要とする頻度の高い高齢者を抱える自治体にとって、この国民皆保険制度は重要な役割を果たしているものであると認識をしております。  本市の国民健康保険事業会計は、医療費の上昇や法改正、景気低迷による影響などが重なり、平成27年度には3億3000万円の赤字を生じ、翌28年度では1億6000万円、29年度では3億円の単年度赤字を計上。累積では約8億円の赤字を見込み、この赤字分は翌年度予算から充用する、自転車操業を行うという非常事態に陥っております。  そのような中、本市は、医療費の分析や市民の健康づくりによる医療費抑制対策に努め、国民健康保険事業の財政健全化を必死に図ってきました。しかし、この財政健全化の努力をもってしてもなお国の政策による国庫負担割合の減や介護保険制度、後期高齢者医療制度の給付費が増加するに比例し、医療保険者としての費用負担も年々増加しております。さらには、高齢被保険者の増や医療の高度化に伴う医療費の増大などにより、本市の国民健康保険事業はより厳しい財政状況下に置かれていることは御存じのとおりであります。  今回の税率改正は、こうした国保財政の厳しい状況を踏まえ、これまで行ってきた国保事業の財政健全化をさらに踏み込んで実施しようとするものであり、市民に対して後年度に大幅な負担増とならないよう、市民生活に配慮しながら実施するものであります。後年度にさらなる大幅な負担にならないようにという執行部の熱意を酌み、苦渋の決断で今回賛成するところであります。  苦渋の決断は、議案第38号・八代市介護保険条例の一部改正についても同様の思いであることをあわせて申し述べておきます。  最後に、るる申し上げましたが、今回の国民健康保険税の改正については、今議会中、一般質問や委員会審議の際、再三にわたり、激変緩和策について実施すべきと訴えてきました。市長、そして、執行部におかれましては、市民の訴えをしっかりと受けとめていただき、今後の国保財政の健全化を最重要課題と捉え、毎年度の国保財政状況を鑑みつつ、国民健康保険税率の引き下げに向けて、政治的、行政的手腕を大いに発揮していただくことを信じ、また、これを前提として、議案第44号・国民健康保険税条例の一部を改正する条例に賛成する討論といたします。(「そのとおり」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) ほかに討論はありませんか。  大倉裕一君。(発言する者あり)                  (大倉裕一君 登壇) ◆大倉裕一君 改革・市民の会、大倉です。  議案第29号・八代市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論を行います。  議案につきましては、八代市特別職報酬等審議会からの答申に基づき、議員報酬の月額を改定するもので、議長職の現行額49万3000円を1万3000円増額し50万6000円に、副議長職の現行月額44万8000円を1万2000円増額し46万円に、議員の現行月額42万円を1万1000円増額し43万1000円とし、平成30年4月から施行しようとするものです。その影響額は、議員で1人年間17万3000円、議会全体では年間総額で632万円の増額であります。  報酬等審議会は、1月30日までに2度開催され、その答申では、議員報酬の改定について、議員活動を支えるための経済的基盤の強化と、そのために報酬水準を確保する必要があるとされたこと、議員定数を4削減したことについても一定の評価をいただいており、答申に対しては素直に感謝をするところであります。  前期ではありますが、議会改革特別委員会を設置し、議員定数の削減について会派内の意見統一が図られず持ち帰りが繰り返される中、少数意見にも丁寧に対応をされる委員会進行で結論を導き出したことが報われたものと認識するものですが、次の点から、今引き上げる時期ではないとの判断で反対するものであります。  まず、諮問から答申を受け、提案の時期についてです。特別職報酬等審議会に定期的に諮問をするよう、議会から要望があったことを受けてと、諮問の動機を語られました。提案に至っては、特別職報酬等審議会の答申を尊重し提案したとも述べられております。同じくして、市長を初めとする特別職の給与も引き上げの提案がなされています。  現在の市議会も昨年の8月の選挙が行われ、新たな構成の中で9月から始まったばかりであります。市議会の改革についても、前期に決定した請願・陳情の趣旨を請願・陳情者がみずから説明できる制度についても、わずか1回の定例会で運用しただけで制度が廃止され、非常に残念なことであります。  また、これまで当市議会では海外視察を凍結してきましたが、さきの議会運営委員会で凍結を解除し、海外視察を任期中に1回可能とし、その旅費は1人当たり20万円としています。この経費についても、今後、議会費の補正予算として提案されると認識するところであります。議会改革についても、一層の取り組みが必要と考えるところです。  一方、市民負担に目を向けますと、平成30年度から国民健康保険税が平均7100円の増税、介護保険料についても平均8400円の引き上げ改定が提案されており、市民負担は増すばかりであります。市民からは、自分たちへのお手盛りで市民にだけ負担を求めるのか、市民をどれだけ苦しめれば気が済むのかと厳しい御指摘もいただいております。議員の選挙が行われ半年、議会改革を初めとして、これから実績を積み重ねていく中で、なぜこの時期にこのタイミングで、市長は提案をされたのでしょうか。市民に対し、説明がつきません。市民には痛みが強いられ、その痛みを分かち合うことが必要ではないでしょうか。報酬等審議会に諮問をし、答申があったから、議案提案をしなければならないというルールはありません。答申は尊重しながらも、本定例会への提案を見送ることも選択肢の一つであったと思うところです。  次に、二元代表制の機能における市長と議会の緊張感についてです。  市長も我々議員も、選挙を通して市民の選択と負託を受けた選良であることは言うまでもありません。そのため、市長は、予算提案権や執行権という権力行使を実行することができますし、議会は議決行為という税金の集め方や使い方、また予算や条例の決定を初め、条例制定権までの権力行使が付与されています。(「議案に関係なかと思う……」と呼ぶ者あり)しかし、この間、特に地方議会や議員に対して……(「議長、整理、整理」と呼ぶ者あり)その存在そのものを揺るがしかねない批判が市民から続いていることも事実です。(発言する者あり)しかしながら、圧倒的多数の地方議員は、住民福祉の向上のため……。 ○議長(増田一喜君) 大倉議員、大倉議員……。 ◆大倉裕一君 その職責を日々果たすため、さまざまな市民の批判を受けながらも……。 ○議長(増田一喜君) 大倉議員(「関連しとる……」「関係ないですよ」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)関連でやってください。簡潔にお願いします。(「最後まで聞かんばわからんよ」「批判だらだらだろ」「議長、整理、整理」と呼ぶ者あり) ◆大倉裕一君 しかし……。 ○議長(増田一喜君) 報酬等について言ってください。 ◆大倉裕一君 報酬等について説明をしているところです。しかし、この間、特に地方議会や議員に対して、その存在そのものを揺るがしかねない批判が市民から続いていることも事実です。(発言する者あり)しかしながら、圧倒的多数の地方議員は、住民福祉の向上のため、その職責を日々果たすため(発言する者あり)さまざまな市民の批判を受けながらも活動していることを十分承知しています。(「簡潔に」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) 簡潔にお願いいたします。 ◆大倉裕一君 そして、八代市議会も決してその例外ではありません。(「時間決まっとらんけん、よかろう」と呼ぶ者あり)その責任と役割に真摯になっているからこそ、たとえ、市長の提案が善意からのものであったとしても、部分的な最適から全体的最適へ、現状最適から将来最適へと優先順位の観点から、市民にとって何が今必要なのか判断することに最も心を砕かなければなりません。ましてや、今回の議案は、議員の報酬や市長などの給与という身分に関する事項であり、たとえ報酬や給与アップが今必要だったとしても、最も優先すべき課題に税金を投入すべきであります。そのために山積みする地域の課題を解決するため、毎日の活動の量や質に見合わない報酬や給与であったとしても、八代市議会の歴史を紡いできた先輩諸氏がそうであったように、これを引き継ぎ……。 ○議長(増田一喜君) 大倉議員、簡潔にお願いいたします。 ◆大倉裕一君 はい。(「議長、公平性に欠く……」と呼ぶ者あり)甘んじて、これを受け入れ、じっと耐え忍びながら、ひたすら住民福祉の先頭に立ち続ける気概と心意気に立つ議会人や公選職があるべき姿ではないでしょうか。(発言する者あり)また、新庁舎建設や小中学校のクーラー整備など新たな事業が計画される中、財政に与える影響が少ないと質問に答えられましたが、一抹の不安を感じています。新庁舎建設における基本設計においても、計画から半年、計画のおくれとなっていますし……。 ○議長(増田一喜君) 大倉議員、全くそれは関係ありませんので、終わっていただけませんか。 ◆大倉裕一君 熊本地震を踏まえて新庁舎に……。 ○議長(増田一喜君) 簡潔にお願いします。 ◆大倉裕一君 はい。新庁舎に力を注がれていますが……。 ○議長(増田一喜君) 新庁舎は関係ありません。 ◆大倉裕一君 各地域の防災力や避難所の整備が高まったとは言い切れないものがあります。このような現状を……。 ○議長(増田一喜君) 終わってください。 ◆大倉裕一君 放置したまま……。 ○議長(増田一喜君) 大倉議員。 ◆大倉裕一君 議員報酬の引き上げのほうが優先順位が高いとは、とても言えないはずです。(発言する者あり)このような理由から、今回の提案については反対するものです。議員の皆さんの賛同をお願いし、討論といたします。  なお、本議案に関係する予算が、議案第55号・平成30年度八代市一般会計補正予算・第1号として計上されていますが、予算に対する修正案は提案しておりません。議案29号が否決と判断された場合は執行残での対応を申し添え、討論といたします。(「終わった」「議員が真面目にすりゃよかったい。真面目に。市民のために。真面目に」と呼ぶ者あり)(発言する者あり) ○議長(増田一喜君) ほかに討論はありませんか。  古嶋津義君。                  (古嶋津義君 登壇) ◆古嶋津義君 自由民主党絆の古嶋津義でございます。(発言する者あり)  議案第29号・八代市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正について賛成の立場で簡潔に討論を行います。(「いいぞ」と呼ぶ者あり)  今回の改正につきましては、ことし2回開催されました八代市特別職報酬等審議会において議論され、議員定数が昨年の選挙から32名から28名になり、議会の議員の職務と責任、政務活動の諸帳票も確認をされ、活動状況、県内各市及び類似団体における報酬などの額やその改正状況などを加えるとともに、先ほど総務委員長の委員長報告にもありましたが、景気回復に伴い、本市の個人・法人市民税の増収など財政状況を考慮され、市長へ答申され、今回、議案として提案されたものであります。  議長を含む議員報酬の改定については、平成17年の市町村合併以降、同審議会は開催されておらず、議員発議により議員報酬などを改定している状況であったことから、平成22年に設置された議会改革特別委員会において、議員報酬等は同審議会で審議されるべきものであることから、議長を通じ、市長に対し同審議会に諮問されるよう要請すべきであるという結論に至っております。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)これを受けて、市長から、毎年審議会に諮問をされており、過去議員報酬については、平成24年4月に1度、当時の社会情勢、市職員の給料減額等から減額になった経緯もあり、その後は現在まで約5年間、報酬額は毎年据え置くとの答申がなされております。  このような背景があるにもかかわらず、今回、本議案を審査した議会運営委員会において、改定については市民の理解を得にくいなどとの意見が出ていたようでありますが、全国的に見ても平成の大合併以降、地方議員のなり手不足の要因の一つに報酬額の低さも挙げられております。議員報酬については、さまざまな主義主張はあるかもしれませんが、先ほど申し述べましたとおり、そもそも議員報酬等の改定については、当時、議員がみずから自分たちの報酬を決定するのはどうか、改正に当たっては審議会の判断に委ねると、特別委員会において総意のもと意見が一致されており、今回その委ねている審議会からの答申であることから、議会としては、当然本答申内容を尊重すべきであります。なお、言うまでもありませんが、報酬が改定される以上は議会議員我々も身を引き締め、これまで以上に八代市民の負託に応えるため、議員活動を活発に展開をしていかなければなりません。  以上のことから、議案第29号・八代市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正については賛成するものであります。議員各位の絶大な御賛同を賜りますようお願いを申し上げて、賛成討論といたします。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)(発言する者あり) ○議長(増田一喜君) ほかに討論はありませんか。  亀田英雄君。(「頑張ってください」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)                  (亀田英雄君 登壇) ◆亀田英雄君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  改革・市民の会、亀田です。  議案第29号・八代市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論をいたします。  このたび、報酬等審議会において答申がなされ、特別職以下議員まで給与、報酬を上げるという提案がなされ、委員会で審議され、可決報告があり、ただいまそれぞれの立場で討論がなされました。  特別職に対しましては、みずからの給与に対してそのような提案をされたのですから、特段申し上げることもありませんし、認めてしかるべきものだと考えます。しかし、我々議員については、いかがなものかと申し上げるものです。  審議会は、議員定数を削減したことを評価の対象とされました。そのことを進めてきた者としては感慨深いものがありますし、議員活動を支えるためには必要という配慮もありがたいものです。それでも、議員定数削減の議論に対しては、市民の意見が反映されにくくなるとの強い反対意見があったことも事実であります。市民の意見が反映されにくくなることの心配に対して、その課題を克服する取り組みを進めての評価の対象となるならば喜んで引き受けたいと思うものですが、残念ながら、そうなってはいない、何も変わっていない状況があります。  また、今議会では、海外視察の凍結解除もありました。国民健康保険税、介護保険料の値上げもあります。厳しい市民感情があります。委員会の議論では、供託の御意見もいただきました。できればそうしたいのですが、なかなか思うようにはいかない現実があります。このことは自分たちばかりいい顔をするなというおしかりだと思いますが、見方を変えれば、このことに対しては市民間に大きな批判があることを認識されてのことであるとも考えます。(発言する者あり)そのような批判が多々ある中に、あえて議決機関の我々の報酬を上げなくとも、ここは一旦立ちどまり、考えようではありませんか。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)ここにおられる全ての皆様が認識されるように、この財政状況厳しい中で、今、議員報酬を上げなければならない必然性はどこにもありません。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)私たちは市民の負託を受けて、この場にいます。市民に寄り添う判断を、議会はしなければいけないと。しなければ、議会はその機能を失います。皆様の良識ある判断を切にお願いし、議案第29号に対する反対討論といたします。(発言する者あり) ○議長(増田一喜君) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  議案第1号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第8号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第2号から同第4号まで、すなわち平成29年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第3号、同介護保険特別会計補正予算・第3号及び同簡易水道事業特別会計補正予算・第4号、以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。            ─────────────────────────
    ○議長(増田一喜君) 議案第5号・平成30年度八代市一般会計補正予算については、委員長の報告どおり(「補正じゃなか」「補正じゃなかばい」と呼ぶ者あり)失礼しました。平成30年度八代市一般会計予算については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第6号・平成30年度八代市国民健康保険特別会計予算については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第7号・平成30年度八代市後期高齢者医療特別会計予算については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第8号・平成30年度八代市介護保険特別会計予算については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第9号から同第15号まで、すなわち平成30年度八代市簡易水道事業特別会計予算、同農業集落排水処理施設事業特別会計予算、同浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算、同ケーブルテレビ事業特別会計予算、同診療所特別会計予算、同久連子財産区特別会計予算及び同椎原財産区特別会計予算、以上7件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本7件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第16号から同第18号まで、すなわち平成30年度八代市水道事業会計予算、同病院事業会計予算及び同下水道事業会計予算、以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第19号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第7号に係る専決処分の報告及びその承認については、委員長の報告どおり、これを承認するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は承認することに決しました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第20号・八代市総合計画基本構想を定めることについては、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第21号から同第22号まで、すなわち旧宮地東小学校に係る財産の貸付けについて及び久多良木郵便局、五家荘郵便局に係る八代市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定について、以上2件については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本2件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第23号・八代市坂本地域福祉センター外7施設に係る指定管理者の指定については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第24号・八代市環境センター建設工事に係る契約の変更については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第25号・八代生活環境事務組合規約の一部変更については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第26号・氷川町及び八代市中学校組合規約の全部変更については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第27号から同第28号まで、すなわち八代市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について及び八代市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本2件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第29号・八代市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第30号・八代市長等の給与に関する条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第31号から同第33号まで、すなわち八代市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、同職員退職手当支給条例等の一部改正について及び同報酬及び費用弁償条例の一部改正について、以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第34号・八代市環境センター条例の制定については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第35号から同第37号まで、すなわち八代市建築基準条例の一部改正について、同特定用途制限地域における建築物等の用途の制限に関する条例の一部改正について及び同下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第38号・八代市介護保険条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第39号から同第42号まで、すなわち八代市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例及び八代市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、八代市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、八代市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について及び八代市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、以上4件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本4件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第43号・八代市国民健康保険条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第44号・八代市国民健康保険税条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第45号・八代市後期高齢者医療に関する条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおりに決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第46号・八代市学校・子ども教育応援基金条例の制定については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
                      (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第47号から同第49号まで、すなわち八代市八竜山自然公園条例の一部改正について、同さかもと青少年センター条例の一部改正について及び同広域交流センターさかもと館条例の一部改正について、以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第50号・八代市国営八代平野土地改良事業負担金等徴収条例の制定については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第51号から同第53号まで、すなわち八代市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、同水道事業の設置等に関する条例の一部改正について及び同簡易水道事業給水条例の一部改正について、以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第54号・平成29年度八代市一般会計補正予算・第9号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 議案第55号・平成30年度八代市一般会計補正予算・第1号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── △日程第56 ○議長(増田一喜君) 日程第56、すなわち議案第56号についての議案1件を議題とし、これより提出者の説明を求めます。  市長中村博生君。                 (市長中村博生君 登壇) ◎市長(中村博生君) こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  ただいま上程されました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第56号は、教育長の任命につき同意を求めることについてで、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、教育長に北岡博氏を任命することについて、議会の同意を求めるものであります。  北岡氏は、昭和52年に旧八代市に入庁され、こども家庭課長、秘書課長、教育総務課長、教育部長などを歴任され、退職後の平成27年4月から教育長として、本市教育行政の運営に全力を傾注していただいております。  同氏の教育行政全般にわたる豊富な経験と幅広い知識は、その謹厳実直な人柄とともに、教育長として適任であると考え、議会にお諮りするものであります。  以上が提案理由の説明でございます。よろしく御審議の上、何とぞ御賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(増田一喜君) 以上で提出者の説明を終わり、これより質疑を行います。質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(増田一喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案1件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  議案第56号・北岡博君を教育長に任命するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は同意することに決しました。            ───────────────────────── △日程第57〜63 ○議長(増田一喜君) 日程第57から同第63まで、すなわち発議案第1号から同第7号までの発議案7件を一括議題とし、これより発議者の趣旨弁明を求めます。  まず、発議案第1号について、成松由紀夫君。                  (成松由紀夫君 登壇) ◎成松由紀夫君 ただいま上程されました発議案第1号・八代市議会委員会条例の一部を改正する条例案について、発議者一同を代表し、趣旨弁明を申し上げます。  本案は、本年4月1日からの組織機構再編に伴い、八代市議会委員会条例におきましても改正が必要となり、その一部を改正しようとするものであります。  改正の内容でありますが、別紙議案記載のとおり、八代市議会委員会条例の第2条第2項第1号の総務委員会に関します所管のうち、ア中、総務部を市長公室に、イ中、企画振興部を総務企画部に改め、また、同項2号の建設環境委員会に関します所管のうち、イ中、「環境課、」の次の「廃棄物対策課及び環境センター建設課」を「循環社会推進課、環境センター建設課及び環境センター管理課」に改めようとするものです。  どうかこの趣旨に御理解をいただき御決定くださいますよう、お願い申し上げ、趣旨弁明といたします。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(増田一喜君) 次に、発議案第2号について、北園武広君。                  (北園武広君 登壇) ◎北園武広君 ただいま上程されました発議案第2号・農協改革に対するJA自己改革の尊重・支援に関する意見書案の提出について、発議者一同を代表いたしまして、趣旨弁明を申し上げます。  本県は、豊富な地下水や肥沃な土壌など豊かな自然環境のもと、農業者のたゆまぬ努力によって多彩な農畜産物を生産し、全国有数の食糧基地としての役割を発揮しております。  本市においても、山、川、海、そして広大な平野と多様で豊かな自然に恵まれており、一級河川の球磨川や氷川のもたらす豊富で良質な水の恩恵を受け、基幹産業である農業の持つポテンシャルを最大限に発揮させる取り組みなどを推進されております。  特にJAは、農産物の販売や営農指導を初め、農地集積や営農組織づくり、新規就農支援など地域農業の振興において非常に重要な役割を果たしているのはもとより、行政機関と連携を密にし、地域の経済や暮らしを支える社会基盤としても必要不可欠なものとなっています。  このような中、国は、平成26年6月24日に改正した農林水産業・地域の活力創造プランにおいて、農業の成長産業化に向けて農協改革の推進を行っていくことを決定し、JAグループに自己改革を実行するよう要請するとともに、関連する農協法の改正が行われました。  一方、JAグループでは、平成26年11月6日に取りまとめた自己改革の内容に沿って、平成30年度までを取り組み期間として、農業者の所得増大はもとより、農業生産の拡大を図るとともに、地域の活性化を最重点に捉え、食と農を基軸として地域に根差した協同組合の確立に向けて、日々試行錯誤されています。また、今後進められる准組合員の事業利用に係る検討や金融事業の分離などの動向によっては、JAが十分な役割を発揮できず、農業振興や地域振興に影響を及ぼすことが懸念されます。  そこで、JAグループが取り組んでいる食と農を基軸として、地域に根差した協同組合の確立に向けて、計画に基づく事業が円滑かつ計画的に実施できるよう、JAグループの自己改革の内容を尊重していただくよう強く要望する必要があります。  どうかこの趣旨に御理解をいただき、満場一致にて御決定いただきますよう、よろしくお願いを申し上げまして、趣旨弁明といたします。 ○議長(増田一喜君) 次に、発議案第3号について、谷川登君。                   (谷川登君 登壇) ◎谷川登君 皆さん、こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  ただいま上程されました発議案第3号・新たな森林管理システムの早期構築を求める意見書案について、発議者一同を代表いたしまして、趣旨弁明申し上げます。  我が八代市においても、山間部には広大な森林が広がり、その多くを人工林が占めております。全国に目を転じますと、1000万ヘクタールを人工林が占めております。また、その約半数が主伐期となっておりますが、しかしながら、主伐による原木供給は成長量の4割にとどまっております。要するに、残りの6割は未利用のままとなっております。また、林家の大部分が小規模な森林所有者であり、経営意欲を構築し、森林の管理経営の集積及び集約化を国に要請するものです。  どうかこの趣旨を御理解いただき、満場一致、決定いただきますよう、よろしくお願いしまして、趣旨弁明といたします。 ○議長(増田一喜君) 次に、発議案第4号について、金子昌平君。                  (金子昌平君 登壇) ◎金子昌平君 ただいま上程されました発議案第4号・所有者不明の土地の利用を求める意見書案の提出方について、発議者一同を代表して、趣旨弁明を申し上げます。  我が国において、平成28年度の地籍調査によると、不動産登記簿上で所有者の所在が確認できない土地の割合は、約20%に上ることが明らかにされました。また、2040年には、ほぼ北海道の面積に相当する約720万ヘクタールの所有者不明の土地が発生すると予想されています。  現行の対応策には、土地収用法における不明裁決の制度や、民法上の不在者財産管理制度により対応を講じていますが、双方とも所有者探索には膨大な時間や人的負担を要するため、事業執行を断念するケースが発生しています。特に人員や財源が不足している小規模市町村においては、より深刻な状態となっています。  こういった状況を踏まえ、所有者探索の円滑化や所有者不明土地の利用促進のための法律や制度の構築など、積極的な議論を行っていただきますよう、強く要望を求めるものでございます。  どうかこの趣旨に御理解をいただき、満場一致にて御決定いただきますよう、よろしくお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。 ○議長(増田一喜君) 次に、発議案第5号について、成松由紀夫君。                  (成松由紀夫君 登壇) ◎成松由紀夫君 ただいま上程されました発議案第5号・適正な規模、機能、予算による新庁舎建設事業の促進を求める決議案につきまして、発議者一同を代表して、趣旨弁明を申し上げます。  内容につきましては、別紙議案記載のとおりでありますが、本庁舎は、昭和47年の建設後46年が経過しており、老朽化による耐震性の不足、狭隘な執務空間やバリアフリー未対応などによる利便性の低さ、まちづくり拠点機能の不足などから、執行部、市議会及び市民が一体となり、これまで新庁舎建設の検討を行ってきたところであります。そのような中、平成28年熊本地震発災により本庁舎が被災し、その結果、現在、本庁舎は閉鎖され、行政機能が複数の施設に分散されている状況にあり、市民からも一刻も早い本庁機能の回復が求められております。  本市としても、熊本地震以後、行政機能が分散し、多くの市民に不便をかけている事実を踏まえ、新庁舎建設の促進を図っており、現在、新庁舎建設基本設計の策定という、本事業における一つの大きな転換期を迎えているところであります。このような中、平成28年8月策定の基本構想において示された700人程度の職員を配置した総面積おおむね1万9000平方メートル、総事業費約112億円との想定に対し、さきの平成29年12月定例会において、不足する防災機能の充実やワンストップサービス機能、市民の交流拠点となる機能の充実などに要する面積を加え、800人程度の職員を配置し、総面積約2万6000平方メートル、総事業費約162億円とした最終的な基本設計方針が示されました。  建設費用を抑制し、後年度の負担が過大にならぬよう努めなければならないことは言うまでもありませんが、本方針で示された規模、機能、予算は、新庁舎として決して過大できらびやかなものではなく、平成28年熊本地震の教訓を余すところなく生かし、さらには市民に優しく、利便性の高い市民の交流や安心・安全の拠点となる庁舎にとって必要な機能は必要なものとして精査され、また、財源については合併特例債はもちろんのこと、さらに有利な災害復旧事業債も視野に入れており、本市財政計画等を十分勘案した上で策定されたものであったと判断いたしております。  よって、執行部におかれましては、本方針のもと、適正な規模、機能、予算による基本設計を速やかに策定するとともに、当然、地元事業者の活用も考慮した上で、今後、事業進捗のさらなる促進に取り組むよう強く求める必要があると考え、今回、本決議を提出するものであります。  どうかこの趣旨に御理解いただき、満場一致、御決定をいただきますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(増田一喜君) 次に、発議案第6号及び同7号については、発議案名が同一であり、関連がありますので、一括して趣旨弁明を求めます。橋本幸一君。                  (橋本幸一君 登壇) ◎橋本幸一君 ただいま上程されました発議案第6号及び第7号・国民健康保険八代市立病院の病床再編移転及び外来機能の事業譲渡に関する決議案の提出方について、発議者一同を代表して、趣旨弁明を申し上げます。  皆様御承知のとおり、八代市立病院は、昭和27年に旧八代郡宮地村立宮地病院として開設し、現在に至るまで70年近く、宮地地域の皆さんの命と健康を守ってきたところであります。しかし、平成28年の熊本地震発生により老朽化した入院病棟を休止し、現在は外来診療のみを行っております。  これまで執行部は、市立病院の再建について、各方面からの意見をもらいながら検討してこられましたが、市立病院を再建し運営を続けることは、建設にかかる40億円から50億円の費用を全額市民の税金に頼ることになる上に、維持費用として年間4億円から5億円もの、さらなる負担を市民に求めることとなることから、13万人の市民にとって最善の選択として、市立病院がこれまで担ってきた後方支援機能と外来機能を4つの公的な医療費機関に引き継ぎ、八代医療圏圏域全体で維持していくことで、地元住民の要望にも応えることができると考えられました。  そのような中、一般病床につきましては、熊本総合病院と八代北部地域医療センターから受け入れの回答をいただいたものの、外来機能についてはまだ話が進展していない状況にあります。また、先日、議会に対し、まちづくり協議会みやじ会長及び東町地域まちづくり協議会会長から、国民健康保険八代市立病院の外来機能の事業譲渡に関する要望書も提出されております。  これらのことから、地域住民が強く求めている外来機能については、一般病床の再編移転を希望され、外来機能の事業譲渡については検討するとされた熊本総合病院と八代北部地域医療センターの2つの公的な医療機関のいずれかに、さらに前向きに検討していただくよう強く要望する必要があることから、本市議会として決議案を提出するものであります。  どうかその趣旨に御理解いただき、満場一致にて御決定いただきますよう、よろしくお願いを申し上げまして、趣旨弁明といたします。 ○議長(増田一喜君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより質疑を行います。質疑はありませんか。  亀田英雄君。 ◆亀田英雄君 質疑を行いたいと思いますが、その前にちょっと確認をさせてください。2点について質問があるわけなんですが、質問回数の制限のあるもんですけん、尋ねるわけなんですが、一括して2回までなのか、発議案ごとに2回までなのかということをお聞かせ願えればというふうに思います。 ○議長(増田一喜君) しばらくお待ちください。(亀田英雄君「済いません」と呼ぶ)一括議題といたしておりますので、2回までということで御理解ください。 ◆亀田英雄君 一括して2回までということですね。はい、わかりました。では、そのように質問させていただきます。  発議案第5号について質問をいたします。
     短い時間でしたが読ませていただきましたが、今回の議会で市長のほうからは、執行部のほうからは基本方針に沿った基本設計なんだと。基本設計は特段変わっていないと。基本構想に沿う基本設計なんだというような説明がなされました。決議案の提案理由を伺いますと、私には基本設計方針は基本構想とは違うんだよというようなニュアンスが含まれているように受けました。その辺の誤解を解いていただきたい。その辺について提案者の説明を、見解をお願いしたいということと、市長のほうもしっかり取り組んでいくという表明をなされましたし、議会のほうも促進という名前までつけて特別委員会で取り組んでおります。その中において、あえてこのような決議案を出されるその必然性について、あわせて伺います。  また、発議案第6号と7号について質問いたします。  殊さら宮地という表現でなされたように思いますが、何か意図があるのか伺います。  あわせて、この決議案、先ほど議会運営委員会でも質問したわけなんですが、決議案という表現についてです。要望という言葉で表現、提案理由が要望という形でなされましたが、お願いする立場において、このような強い表現においてですね、決議案ということで出さなければならない、その意図というものが何かあるのかということについて伺います。 ○議長(増田一喜君) 成松由紀夫君。 ◆成松由紀夫君 ただいま亀田議員の質問に関しましてお答えいたします。  本決議案につきましては、3月12日の新庁舎建設促進委員会の所管事務調査資料中ですね、パブリックコメントについて、そして、窓口アンケート実施結果等々の資料に基づきまして建設促進を進めるに当たり、先ほどお話がありましたが、平成28年8月の基本構想、この附帯意見が選挙改選前の附帯決議でありまして、それが新聞、マスコミ報道等によりますと、かなりひとり歩きをしている現状がございます。  この新庁舎建設については、昨年の選挙の争点として、我が会派は明確に選挙に当たったという現状がありますし、喫緊の民意でいろいろな市民の皆様からの窓口アンケート、パブリックコメントが3月12日に示されたことから、粛々と建設促進を進めるに当たって、本決議案を提出するに至った経緯でございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(増田一喜君) 橋本幸一君。 ◆橋本幸一君 お答えいたします。  先ほど、宮地ということでございますが、ここは宮地村立で当初開設して70年余り、宮地地域の皆さんの命と健康を守ってきたという、そのくだりで使ったわけでございます。  もう一つは、この宮地地域のまちづくり協議会からの要望が出されたということで、その名称を使ったということでございます。  それから、あえてする必要があるのかということは、この前、亀田議員も経済企業委員会の委員でございますから、私もあの委員会をずっと見ておりまして、やはりその地域の思いというのは非常に強い。そして、ましてや、先ほど言いましたが、宮地校区、それから東町校区からもこの外来機能をどうにか維持してもらいたいという、やっぱりその地域の強い思いがひしひしと伝わってきたわけで、あの委員会の中でも、また議会としても、そこはしっかり対応しなければならない、そういうのが結論だったかと思っております。それを受けて、この議会からも強くそれぞれの2つの公的病院にお願いする、そういうことでの強い要望ということで使わせてもらいました。  以上です。 ○議長(増田一喜君) 亀田英雄君。 ◆亀田英雄君 発議案第5号について2点質問したと記憶しておりますが、そのような答えをいただけなかったというようなことは残念でございます。  で、もう一点再質問をいたします。  新庁舎建設促進特別委員会の冒頭において、委員長のほうからお言葉がありました。そのことにつきましては、私たちが議会開会日にですね、市長のほうに申し入れたことに対して遺憾の意を表するというような内容であったように記憶しております。  それを受ければ、特別委員会で鋭意協議中であるにもかかわらず、このような決議をすることが、その委員長の発言に沿わない内容になることになると私は思うんです。そのことについて矛盾がないか、そごがないかということについて、提出者の見解を伺います。 ○議長(増田一喜君) 成松由紀夫君。 ◆成松由紀夫君 委員長の発言の意図は、委員長でなければわかりかねますが、私としましては、やはり議会を通して、ああいった申し入れはすべきだというふうに、筋論から言いまして思っております。かなり委員長が注意喚起された部分については、イレギュラーな申し入れであったようにも感じますし、マスコミの方々もどういった形で対応されたのかわかりませんが、いろんな意味を込めて、委員長の注意喚起は間違いないものと思っております。  以上です。(「全然違う」「答えの違う」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) ほかに質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(増田一喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議案7件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。討論はありませんか。  大倉裕一君。(発言する者あり)                  (大倉裕一君 登壇) ◆大倉裕一君 皆さん、こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  改革・市民の会、大倉です。  発議案第5号・適正な規模、機能、予算における新庁舎建設事業の促進を求める決議案に反対の立場から討論を行います。  発議案の件名については、適正な規模、機能、予算による新庁舎建設事業の促進とするものですが、内容を精査しますと、総面積約2万6000平方メートル、総事業費約162億円とした方針で、基本設計を速やかに策定するようにうたわれています。そのように提案理由でも述べられたと認識をしたところです。事業のさらなる促進を求めることや地元業者の活用など、賛同できる内容もありますが、次の理由から反対をするものであります。  本決議案に賛同しますと、延べ床面積2万6000平方メートル、総事業費約162億円を認めたと取り扱われる懸念があること、本事業が財政に与える影響は少ないとされながらも、財政については一抹の不安を感じており、本事業に当たっては事業費圧縮の必要性を考え、2月26日に会派合同で市長に申し入れを行った内容にも圧縮の申し入れを入れていること、一般質問においても、市長から、当然事業費の圧縮に取り組むと力強く答弁をいただいたことを最大限尊重し、今後の取り組みに期待をしている議員の一人でもあります。  以上の理由から、発議案第5号における反対討論といたします。  次に、発議案第6号並びに第7号について、反対の立場から討論を行います。  国民健康保険八代市立病院の病床再編移転及び外来機能の事業譲渡に関する決議案に反対の立場から、討論を行うわけですが、3月12日に行われました八代地域医療構想調整会議が開催をされておりますが、本市からは、市立病院の件に関し検討状況の報告として副市長から説明がなされた状況があります。その内容は、一般質問で執行部から答弁があった内容と一致をしております。  市が譲渡を考えている医療については、そもそも市が担ってきた機能であります。譲渡に関する具体的な内容も、担保もまだ今からであり、示されておりません。現時点では、病床の移譲に希望されている状況であり、県を通じて厚生労働省に協議、相談をされている状況であり、譲渡先である医療機関に強く要望するという内容はいかがなものかと考えるところです。  宮地地域の住民の命と健康を守るためとされましたが、宮地地域はもとより、八代市民として不可欠な自治体病院であることは、これまでも訴えてきましたし、昨年の7月には署名を市に提出した経緯もあります。医療における市民のセーフティネットとなるため、市立病院の再建を訴え、反対討論といたします。(発言する者あり) ○議長(増田一喜君) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  発議案第1号・八代市議会委員会条例の一部を改正する条例案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 発議案第2号・農協改革に対するJA自己改革の尊重・支援に関する意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 発議案第3号・新たな森林管理システムの早期構築を求める意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 発議案第4号・所有者不明の土地の利用を求める意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 発議案第5号・適正な規模、機能、予算による新庁舎建設事業の促進を求める決議案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 発議案第6号・国民健康保険八代市立病院の病床再編移転及び外来機能の事業譲渡に関する決議案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 発議案第7号・国民健康保険八代市立病院の病床再編移転及び外来機能の事業譲渡に関する決議案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── △閉会中継続審査・調査の件 ○議長(増田一喜君) 次に、閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  別紙、閉会中の継続審査・調査申し出のあった案件のとおり、  新庁舎建設促進特別委員会委員長から、  新庁舎建設に関する諸問題の調査、  建設環境委員会委員長から、  所管事務調査2件、  文教福祉委員会委員長から、  所管事務調査2件、  経済企業委員会委員長から、  所管事務調査2件、  総務委員会委員長から、  所管事務調査2件、  議会運営委員会委員長から、  議会の運営に関する事項、  議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、  議長の諮問に関する事項、  以上12件について、  それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  本申し出のとおりに決するに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増田一喜君) 御異議なしと認め、そのように決しました。            ───────────────────────── △日程第64 ○議長(増田一喜君) 日程第64・会議録署名議員の指名を行います。
     会議規則第88条の規定により、会議録署名議員に福嶋安徳君、野崎伸也君を指名いたします。            ───────────────────────── ○議長(増田一喜君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 ○議長(増田一喜君) 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長中村博生君。                 (市長中村博生君 登壇) ◎市長(中村博生君) 閉会の御挨拶の前に、一言御報告を申し上げます。  今週火曜日から、熊本県と連携いたしまして、中国上海にポートセールスに行ってまいりました。ハスコを初めといたします中国の船会社3社を訪問し、昨年7月にフルガントリークレーンが設置されたこと、そしてまた、ことし4月からコンテナターミナルが供用開始になること、そして2020年に旅客ターミナルが整備されるということ、八代港の魅力とすぐれた利便性を精いっぱいお伝えしてまいりました。八代港が南九州のゲートウエーとして発展しますよう、これからも八代−中国の定期航路開拓に努めてまいりたいと考えております。  先月26日から始まりました市議会3月定例会におきましては、平成30年度一般会計予算を初め、全議案につきまして原案どおり御賛同いただき、まことにありがとうございます。  なお、本会議あるいは委員会を通じて、議員各位から賜りました御意見、御要望については真摯に受けとめ、市政の運営に生かしてまいる所存でございます。  本日、成立いたしました平成30年度予算によりまして、市政各般にわたりスピード感を持って施策を推進し、本市の発展と市民福祉の向上のために全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。  特に、ことしは市長として2期目の最初の年であります。新生やつしろがさらに加速しますよう、5つの重点施策と震災からの復旧復興に向けて、職員と一丸となって全力を傾注してまいりますので、議員各位におかれましても、何とぞ御理解、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  日ごとに暖かくなりました。桜も開花しております。まさしく春の訪れを感じる季節となりました。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもありますので、皆様方におかれましては、健康に十分留意していただいて、今後ともますます御活躍いただきますよう、心から御祈念申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶といたします。ありがとうございました。(発言する者あり) ○議長(増田一喜君) これをもって、平成30年3月定例会を閉会いたします。                 (午後零時34分 閉会) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。     平成30年3月23日        八 代 市 議 会 議 長   ____________________                        ( 増  田  一  喜 )        同    議    員   ____________________                        ( 福  嶋  安  徳 )        同    議    員   ____________________                        ( 野  崎  伸  也 )...